MENU

監査担当者が食品施設に求めるものとは?【後編】|ニュース&コラム|品質マネジメントシステム(QMS)管理ソフトウェアならマスターコントロール

ニュース

MASTERCONTROL NEWS

コラムNEW

監査担当者が食品施設に求めるものとは?【後編】

2019-07-04

 


本記事は連載企画の後編です。前編をご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。 

Check(評価): 実施したことの証明は?

これは報告書や実施記録のことを示しており、実際に実施された内容へのエビデンスとなります。監査担当者は、説明した内容と順序が一致するかも確認しています。

また、手順書通りに実施しているかを監査担当者も確認していきます。文書管理を例とした場合、文書の管理台帳などがエビデンスとなり、どのように文書が運用されているかの確認が続いていきます。

自社のマネジメントシステムの運用状況という観点では、社内監査の実施状況及び確認方法について説明するのも良いかもしれません。管理台帳の記載内容や管理番号をどのように確認しているかといった説明は、監査担当者を納得させる為の説明の一つです。要求事項への適合状況が確認されると、監査としては次の項目へ進んでいきますので、逆戻りはしないようにしましょう。

Act(改善): 補正すべき場合は何をする?

完璧なマネジメントシステムなどありません。もし、監査担当者が完璧なマネジメントシステムであると思った場合、それは実際の運用内容と異なっていることを疑ってください。監査担当者は、マネジメントシステムにはエラーが存在することを理解しており、想定通りに行われていないことがあるということを予測しています。

この項目で監査担当者を納得させるために重要なポイントは、文書管理の場合と同様、発生した問題への対処方法についてであり、是正措置の手順などが該当します。SQFでは、2.5.5項に是正措置及び予防措置が取り上げられていますので、その要求事項を満たすための手順と、その手順に従って実施されていることを示す証拠が必要となりますので、発生した問題自身がエビデンスになります。そのような運用を実現しているシステムを示すことができれば、この分野も正しく運用できていることに繋がります。

結論:食品施設にて監査担当者が本当に求めるものとは何か?

監査担当者が求めていることは「透明性」です。

監査担当者は、確認すべき全ての項目に確認結果を記載する必要があり、その作業をできる限り効率的に実施することを目指しています。監査の実施とは簡単なものではなく、短時間で数百もの質問や確認項目を網羅しなくてはいけません。

その為、PDCAサイクルを通じて適合状況を明確に証明できることは、監査担当者にとっても、御社にとっても望ましい形であり、監査対応も容易になることでしょう。
 

著者のご紹介
Bryan Armentrout CEO, The Food Leadership Group

Bryan Armentroutは、乳製品及び製パン産業における品質保証執行役としてWhiteWave FoodsやBoulder Brandsなどで20年以上の経験を有し、品質保証及び薬事コンサルティング事業もコロラド州Lovelandで創設、SQF Technical Advisory Council の副議長であり、経営管理に関するベストセラー本も出版しています。事業に関するご相談は、www.foodleadershipgroup.comよりお問い合せください。

本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社(マスターコントロール株式会社)に帰属します(他社提供のクレジット表記入り画像等を除く)。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。

一覧へもどる

 Ⓒ Copyright 2000-2017 MasterControl K.K.
ALL RIGHTS RESERVED.

ページのトップへ