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ライフサイエンス業界におけるビックデータトレンドと主要ビジネス機能の現代化【前編】|ニュース&コラム|品質マネジメントシステム(QMS)管理ソフトウェアならマスターコントロール

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ライフサイエンス業界におけるビックデータトレンドと主要ビジネス機能の現代化【前編】

2019-09-03

近年発生したグローバル原材料メーカーへのランサムウェア攻撃により、ITネットワークシステムの閉鎖が余儀なくされた事件が発生しました。更なる感染を防ぐため、多くのプラントが隔離され、社内ネットワークを通じた重要な相互接続とコミュニケーションが分断されたのです。生産は停止、あるいは可能なところではマニュアルモードへの切り替えが行われたため、事業活動は大きなダメージを受けました。こうした状況はセキュリティ侵害によるものでした。しかし、ライフサイエンス業界の多くの企業は、時代遅れ、あるいは統合度の低いテクノロジーを使用した同様の方法での事業展開を続けているのです。

産業革命(Industrial Revolution)の新たなフェーズは、新しいテクノロジーと経営戦略の近代化の時代に突入しており、ライフサイエンス業界の経営陣がこれを無視することはもはやできない状況です。より広い視点から業界を見ていくと、相互接続性 (Interconnectivity) や、より多くのデータや情報へのアクセスから、ビジネスチャンスが創出されていることに気づくでしょう。MasterControlの新しいホワイトペーパー「Big Data Concepts Every Life Sciences Executive Needs to Understand」では、規制対象企業がデジタルテクノロジーを用いて近代化すべき6つの事業分野について概説しています。

No. 1品質管理
規制対象製品の開発における長年のトレンドとして、企業は品質の追及ではなく、コンプライアンス要件の遵守に注力していたことが挙げられます。 これは、規制対象企業が激しい競争により製品を迅速に市場に投入しなければならないという危機感から導き出された結果なのです。

このような規制重視の承認体制は時流から外れており、もはや維持が難しい状況にあります。規制を遵守しても品質が保証されるものではありません。Digital manufacturingソリューションや品質管理ソリューションの利用により、規制対象製品における品質のバラツキは存在しなくなります。

デジタル品質管理テクノロジーの導入は、規制対象製品の開発における差別化の要因になりつつあります。デジタル品質管理システム (QMS)は、すべての品質プロセスをシームレスに統合し、すべての部門と関係者をひとつにします。不適合問題による逸脱や遅延が減少するため、監査準備に対する信頼性がさらに向上し、コンプライアンスが促進されるため、最終的には製品の市場投入の加速化をもたらします。

No. 2 データ分析とレポート作成機能
デジタルトランスフォーメーションの中核を成すのはデータです。より具体的に言うと、アクション可能なデータへのアクセスの拡大です。これは、トレンドを見極めビジネス上の判断を下す際、企業にとって貴重なリソースとなり得るものです。 
最新テクノロジーでは膨大な量のデータが生み出されていますが、すべてが全組織にとって等しく役立つデータというわけではありません。測定可能な値を提供するには、データは選別され効果的に分析されることが必要となります。

規制対象企業に必要とされる量と種類のレポート作成においても、データが最新かつ包括的であり正確である事が重要となります。マニュアルによるデータのレビュー、分類、そして分析の実施という伝統的な方法を採用しようとしている頭を切り替えることになるでしょう。このような規制対象製品の開発をコスト高のボトルネックとならないようにするには、デジタルデータ分析とレポート作成機能を導入することが唯一の方法となります。 

PricewaterhouseCoopers(PwC)2016 Global Industry 4.0の調査によると、2,000人以上の参加者のうち69%が、データ分析機能を強化するための最大の改善策として、社内のデータ分析テクノロジーとスキルレベルの向上を挙げています。

本記事は二部構成の前編です。後編は数週間以内に公開いたしますので、お楽しみに!

著者のご紹介
David Jensen
Staff Writer,Mastercontrol Ink.
20年以上、プロフェッショナルディベロプメント、ビジネス、規制環境に関するテクノロジーやマーケティング、パブリックリレーションに関するテーマで執筆を行っている。Weber State Universityにてコミュニケーション学士号を取得しWestminster Collegeにて修士号を取得している。

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