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従業員を強化する手法としての自動化と電子化【後編】|ニュース&コラム|品質マネジメントシステム(QMS)管理ソフトウェアならマスターコントロール

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従業員を強化する手法としての自動化と電子化【後編】

2020-10-27

本記事は連載企画の後編です。前編をご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。

Q. 電子化を行う上で、プラットフォーム・アプローチを採用することには、どのような利点がありますか?

業務上は関連していても、異なるソフトウェアで運用している場合、その複数のソフトウェア間のギャップに起因してコスト増に繋がってしまいます。IoTなどの新技術の拡大により、プラットフォーム・アプローチがこれからの主流になっていくという、ざっくりとした認識は、皆さんにもあると思いますが、このプラットフォーム・アプローチには、実際には様々な利点が存在しています。

プラットフォーム・アプローチは、データとプロセスの連動や相互関係にフォーカスし、様々な観点からの分析を可能とする為、研究所や工場といった特定の拠点や部門ではなく、組織を1つのグループとして分析し、改善につなげることができます。また、そのようなデータを社内外に活用することで、サプライヤーや委託先といった組織外の企業や組織とも、品質や効率性などの分野における基準等に対する共通認識を構築することが可能です。そのような様々な視点・観点からの分析や改善は、従業員や提携先・取引先、そして、顧客満足度の向上にも必ず繋げることができます。

ライフサイエンス業界では、顧客とは表現しても、それは何らかの健康上の問題を抱えている患者様であるケースが大半です。開発や生産プロセスの全てを見ることができなくても、医療サービスを通じて使用する医薬品や医療機器等が高品質なものであるという情報があれば、健康や暮らしの改善を目指して、安心して使用することができます。

Q. 最後に、ビジネスにおける競争力の観点において、自動化や電子化に対するご意見をお聞かせください。

前述の通り、自動化や電子化による効率性の向上やコスト削減を実現することで、費用対効果の大幅な改善に繋がり、これは競合他社との比較において、大きなアドバンテージとなります。

私は、自動化と電子化が従業員の強化につながると信じており、従業員が企業の成長に対して適切な機会及びポジションを得ることができれば、組織全体の成功に繋がると考えています。従業員が自動化や電子化を通じて革新を実現すれば、それは、会社自体もより革新的となることに繋がり、そのような企業文化が存在していることは、ビジネスにおける競争においても、非常に強力な要素になります。

自動化や電子化とは、従業員が使用するためのツールであり、従業員が活躍する上での土台の一つでしかありません。知識や経験、実務で培ったスキルと組み合わせることは必須であり、そのシナジーを生み出すことで、自動化や電子化の本当の価値に繋げることができるのです。
 

著者のご紹介
Dale Thompson
Evergreen State Collegeにて学士号、Westminster Collegeで修士号を取得後、医薬品及び製造業に関する様々な執筆活動に携わってきました。現在は、マスターコントロール米国本社のContent Marketing Specialistとして活躍しています。
 
Michael Ferletic
University of Notre Dameにて、Goldman Sachs 10,000 Small Businesses Programの卒業生として学士号を取得後、カリフォルニア州アーバインとインディアナポリスを拠点とするキャップジェミニアーンスト&ヤング(CGE&Y / EY)のライフサイエンスプラクティスのシニアマネージャーとして従事しました。現在は、ライフサイエンス業界における25年以上の経営コンサルティングの経験を活かし、Enterey Life Sciences Consulting社の最高経営責任者として、製造と品質の運用に主眼を置いた統合ビジネスプロセスとシステムの設計を中心に活躍しています。

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