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数値指標に向けたデータの収集と利用に必要な5つのステップ|ニュース&コラム|品質マネジメントシステム(QMS)管理ソフトウェアならマスターコントロール

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数値指標に向けたデータの収集と利用に必要な5つのステップ

2021-08-31

ビジネスにおける決断を直感に頼るのは、危険を伴う場合があり、特に法規制対応や消費者の安全が重要視される分野では、その傾向が顕著になりがちです。その為、データに基づいた判断やビッグデータが重要視されてきている一方、実現するには、小さな目標を一つ一つ達成し、大きな目標に繋げなくてはいけないという側面があります。データを活用したいと言うのは簡単ですが、効果的に運用するには、まず、一歩下がって全体像をきちんと見ることが重要です。

そこで、データを数値指標の観点から考えることで、データを使って何を知りたいのか、また、何をしようとしているのかに集中することができます。企業では、既にデータが溢れているケースが多い為、必要なのは、有用なデータに絞り込むというプロセスです。ライフサイエンス業界には、製造や品質に関わる多くのデータが存在しており、企業として興味のある分野は、逸脱やデータ入力ミス、または効率性に関わる数値などがありますが、そのような指標に向かう前に、まず考える必要があるのは、何を達成したいのかという点です。


#1 目標を設定する

設定する目標は、具体的で測定可能な内容であることが重要です。例えば、工場のケースでは、製造後のレビューにかかる時間が長く、コスト増に繋がっているケースがよくあります。製品を出荷する準備が出来ていても、製造記録に対する承認が終わるまでは、製品を出荷することは出来ず、全てが承認された後、出荷することができます。しかし、企業にとっては、製品の出荷が早ければ早いほど、その製品の収益もより早く上げることができます。その為、このケースにおける測定可能な目標とは、製造後のレビューにかかる時間を短縮し、出荷をスピードアップすることであり、レビュー時間を25%短縮するといった目標を立てることができます。


#2 数値指標の定義

目標が設定されたら、次は、その目標に対する達成状況を把握する為に必要となる評価基準の内容を検討します。ここでは、レビューにかかる時間を25%削減することを例としていますので、その進捗状況を把握する必要があります。製造プロセスにおけるデータ入力のエラー発生状況を測定することで、数値目標に対して、解決しなくてはいけないエラーの数を把握することができます。


#3 数値指標に対するデータの収集

必要な数値指標を定めたら、そのデータの収集を行うことが次のステップです。電子的な製造管理システム品質システムを使用している場合は、データは自動的に収集される為、特に意識する必要はありません。しかし、ソフトウェアが導入されていても、製造記録は紙で作成されている場合は、そう簡単にはいきません。そのようなケースの場合、製造が終了した段階および出荷した段階で、誰かが手作業でレビュー時間を記録しておく必要性があります。


#4 数値指標の分析

データが自動的に収集されていても、データ分析を行うソフトウェアには、エクセルにデータの書き出しを行うケースなど、手作業でデータを取り込む必要があるかもしれません。このような運用になっているケースが多いのは事実ですが、本来は望ましい在り方ではありません。手作業ではミスが発生する危険性があり、データも不正確なものとなってしまう為、測定値の信頼性も失われてしまいます。その為、製造や品質向けのソフトウェアには、必要はデータを収集するだけでなく、より有用なデータとして活用可能な分析機能が組み込まれているべきです。

その例の一つが、MasterControl Insightsであり、製造や品質を含む全てのマスターコントロール製品と連携することで、業務に関する実用的なデータを提供することが可能です。また、MasterControl Premium Insightsでは、把握したい測定基準を選択し、目標達成を支援する方法で複数の測定基準を組み合わせるといったことも可能です。この操作は、ドラッグ&ドロップといった簡単な操作をインターフェース上で行うだけで利用可能です。


#5 行動する

実際の行動に移さなければ、数値指標の意味がありません。場合によっては、仮説の検証を行う必要があります。例えば、製造後のレビュー時間を短縮するには、より多くの人員を配置する必要があるという仮説を立てた場合、それを実行に移し検証をすることで、その内容が正しかったのかを判断することができます。MasterControl Insightsのように様々な機能を搭載したソフトウェアでは、数値指標の内容に基づいて、製造プロセスに対する改善提案が可能であり、例えば、生産量の増加や品質改善に向けて、製造ラインに対する担当者の理想的な配置等を提案することができます。

まとめ

すべての企業には何らかの目標が設定されている一方、その進捗が把握できていない場合、目標達成も困難なものとなります。数値指標は、企業が正しい方向に向かっているかを判断する上で重要であり、本稿でご紹介した5つのステップを押さえることで、測定基準に対する達成状況の実現に注力することができます。また、このような数値の収集は、ソフトウェアを活用することで、収集から分析を自動的に実施することが可能となり、運用も容易になります。

本項に関する詳細は、「新技術が現実のものに:2021 Analytics Trend」をご覧ください。
 

著者のご紹介
Sarah Beale

ユタ州ソルトレイクシティーにあるマスターコントロールのコンテンツマーケティングスペシャリストで、ホワイトペーパーやウェブサイト向けコンテンツを執筆しています。栄養補助食品を含む食品産業を専門とし、5年以上にわたり、ライフサイエンス及びヘルスケアに関する執筆を担当しています。弊社入社前は、ソルトレイクシティーの栄養補助食品会社に勤務し、それ以前はシカゴの第三者機関ヘルスケアアドミニストレーターに勤務していました。Brigham Young Universityで英語の学士号を、DeVry Universityで経営学の修士号を取得しています。


本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社(マスターコントロール株式会社)に帰属します(他社提供のクレジット表記入り画像等を除く)。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。

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